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11月20日(土)

 夕方からは、来年1月から別の病院に移る女医さんの送別会で朝まで飲んだり歌ったり。朝5時半ごろに帰ってきたときにはさすがに妻も寝ていた。朝帰りである。

 早くも映画『ブギーポップは笑わない』の批評が。なんだかほめてるのかけなしてるのかよくわからない評なのだけど、期待していいのか? 「コスチュームが東映戦隊ものテイスト」ってところがなんとなく不安。

 がーん、貴ノ浪大関陥落。この人には、カド番を繰り返しながらものらりくらりと大関に居座ってほしかったのに。
11月19日(金)

 おお、青木さんの日記に言及されている。ううむ、『カムナビ』と『順列都市』の違いですか。確かにどっちも人物描写がダメだし論理的な飛躍があるという共通点があるのだけど、違いはSF魂の有無……というのでは精神論になってしまうな。つまり、『順列都市』では、思いついたアイディア(ウソ)の可能性を極限まで追求しているところに感動したのだけど、『カムナビ』はとんでもないウソを繰り出しながらも、それがちまちまとした事象を説明するだけに使われているところがダメ(もちろんウソに説得力がないところもだけど)。この姿勢、というか「志」の違いが、私の場合評価の違いになってます。
 ちなみに、私も『順列都市』は「小説」としては疑問符がつくと思います。しかし「SF」としては傑作。これは、たとえば本格ミステリファンが、前代未聞のものすごいトリックが使われていれば、小説としては下手でも許してしまうようなものでしょう。

 今日の毎日新聞朝刊によれば、「アメリカで日本のポケットモンスターというアニメが大ヒットしているが」と記者団に訊かれた小渕総理、「新聞で見たな。絵みたいなかわいいやつ。あれはなんて言うんだ。今度連れてきてくれ」と答えたとか。小渕ちゃんってば……一休さんの将軍ですか。

 イラストレーターで川柳作家の益田ミリという人がいるそうだ。
 〈あの夜を酔ってたせいにしてあげない〉とか〈あなたとは違うのそれが私だもん〉とかいった句には正直言って全然感心しないのだが、この人の第二川柳集の扱われ方には思わず同情を覚えてしまった。なんと、出版社側の判断により『寝る前につぶやくだけで、心がスーッとする本』(三笠書房)なるタイトルにされてしまったそうな。しかも、カバーの宣伝文句は「イラストだけではなく、その独特の言葉のセンスを生かした5・7・5には定評がある」で、本のどこを探しても「川柳」の文字は一つもない。「川柳」と銘打つとそれだけで売れないのだそうな。これって……SFの現状に似てるよなあ。
 これは毎日新聞夕刊の枡野浩一のコラム「君のニャは」より。

 なんだかリバーワールドみたいなタイトルのキャサリン・アサロ『飛翔せよ、閃光の虚空へ!』(ハヤカワ文庫SF)、小山田いく久方ぶりの単行本『Queen Bee』(秋田書店)購入。ちなみにリバーワールドは『飛翔せよ、遥かなる空へ』。うーん、そっくり。
11月18日(木)

 たぶん生死の定義自体が違うんだろうなあ。これはもうホラーというよりSF的な事態、異質な論理を持った生物とのファーストコンタクトといってもいいのでは。「九相詩絵巻が描きたかった」という動機ならまだ人間にも理解可能なんだけど。
 それでもやはり彼らは人間なんだよなあ。人間がこれほどまでに頭が悪くなれるとは驚くばかり。自分で考えず、すべて「定説」に従っていればいいというのは確かに楽に違いない。ものを考えないということは、実に簡単なことというわけか。
 「死んだら体温は0度のはずなのに11度あったから生きている」って、誰かこの人たちに熱力学を教えてやって下さい。死んだら体温が0度になるんなら、真夏でも死体がひとつあればクーラー要らずで便利ですね。そういや、最近熱力学的に間違った小説を読んだばかりなんだけど、熱平衡とかマックスウェルの悪魔というのは、今やもう失われた知識になってしまったんだろうか。
 こういうものを簡単に信じてしまう背景には、現代医療とか科学への不信感というのが背景にあるわけで、科学が信頼を取り戻さない限り、似たような事件は今後も繰り返されるような気がする。
 ふだんは現代科学への不信感をあおりながら、こういう事件があると現代科学を権威づけに使うマスコミの態度もどうかと思うが。

 今さらながらロバート・J・ソウヤー『スタープレックス』(ハヤカワ文庫SF)読了。私の場合、面白いという評判の高い作品ってのは、ちょいと読み逃がすとなかなか読む気がなくなってしまうんだよなあ。評価が定まった作品より、面白いか面白くないかよくわからない新刊とか誰も見向きもしなくなった古い作品とかを読みたくなってしまうんですが、天の邪鬼ですかね。
 さて、『スタープレックス』だけど、まあ評判通りおもしろかったですよ。ええ。ただ、人間とイルカと異星人の混成宇宙船だとか、異質な知性体との遭遇だとか、使われている素材があまりにといえばあまりに常套的だし、わかりやすすぎて読んでいて引っかかりがまったくないのが逆に気にかかるのだけど。
 バクスターとかイーガンの作品を読むときには、読者は想像力を極限まで酷使しなければならないわけで、当然読んでいて引っかかる箇所がでてくるわけですね。でもそれはつまらないということではなくて、それがつまりSFの面白さだと思うのだけど、ソウヤーの作品を読むときにはそういう引っかかりがまったくないのですね。そこがちょっと物足りない。
 とはいえ、SFのアイディアてんこもりで、エンターテイメントSFとしては満点に近い作品でしょう。
 最初は主人公の艦長が不倫願望に悩んでいたり部下とうまくやっていけなかったりと、どっかの中間管理職のように情けないのが気にかかっていたのだけど、この情けなさそのものが作品全体のテーマに深く関わっていたことには感心しました。これは、情けない男と情けない人類が中年の危機を乗り越える物語だったのですね。
11月17日(水)

 池袋の古書市落穂拾い。あれほどあったキャプテン・フューチャーが全部なくなっている。誰かごっそり買って行ったな、……と思ったら、買い手は鈴木力さんだったようだ。素早いぜ。
 おとといに比べて少しは補充されているかと見まわしてみるが、さすがに目ぼしいものはなくなっている(そりゃ自分であれほど買ったんだからねえ)。それでも、フィリップ・ホセ・ファーマー『恋人たち』(ハヤカワ文庫SF)、矢野徹『さまよえる騎士団の伝説』(角川文庫)、小松左京『牙の時代』(角川文庫)、筑波耕一郎『危険を買った男』(角川文庫)を買ってみる。計400円。『牙の時代』は中井英夫の解説が入っているので。筑波耕一郎は幻影城系の作家だということだけで買ったのだが、これって、珍しいの?
 余勢を買って近くの古本屋まで行ってエイブラム・メリット『蜃気楼の戦士』とハネス・ボク『魔法つかいの船』(ハヤカワ文庫SF)と、ファンタジーを2冊買ってしまったが、こっちは高かったです。
 新刊は谷譲次『踊る地平線』下巻(岩波文庫)とデレック・スミス『悪魔を呼び起こせ』(国書刊行会)。
11月16日(火)

 当直。今夜は運が悪くて、起こされた時間が2時半、3時40分、6時半。断眠実験状態。うー、ろくに寝られません。

 吉田禎吾『日本の憑きもの』(中公新書)読了。憑依現象については石塚尊俊『日本の憑きもの』(未来社)とともに(タイトルが同じで紛らわしいなあ)基本文献とされている本だけど、長らく品切れで入手できなかったもの。今年秋の復刻でようやく読むことができた。
 薄い本だし、全国各地の憑依現象について網羅した本ではないが、憑きもの現象の社会的な意味を考察しているところが興味深い。
 本書によれば、村の中で憑きもの筋とされているのは、貨幣経済の浸透にともなって生まれた成り上がり者であることが多く、また、生き霊として人に憑くといわれている人物も、村の伝統的な規範をはみだした人物が多いそうな。つまり、特定の家を憑きもの筋とみなすのは、村人たちが伝統的な価値規範を守るための防衛機制なのだという。
「日本の憑きもの信仰においても、憑かれないようにするために、また、人に憑いたなどといわれないようにするためには、妬まれないよう、憎まれないようにふるまわねばならず、こうして役割、規範が再確認され、実践されるようになる。だから日本の憑きもの信仰は、人間関係のあり方、役割、規範を明確にし、実施させる力を持っている」
 なるほど、と思ったのは「日本の憑きものにはセックスの要素がない」という指摘。確かにヨーロッパにはインキュバスとかサキュバスの伝承があるけど、日本では犬神や狐とセックスをするという話は聞いたことがない。これは、筋の家の男女が犬神や狐と性関係を持つという観念があると、家族や村の秩序を極端におびやかすことになるからだ、という。確かになあ。日本では、西洋の悪魔憑きなんかと違って、憑きもの筋の家ともなんとなく共存していくわけだから(集落によっては、半分以上の家が憑きもの筋だったりするらしい)、あまりにインモラルな(と思われている)家があっても困るよね。
11月15日(月)

 H2ロケット打ち上げ失敗。「XXX億円が海の藻屑と消えました」という言い方はこういうニュースの常套句なんだろうけどやめてほしいなあ。

 うちになぜかNW-SFの11号から13号までがあるのを発見したので、暇つぶしにこれをぱらぱらとめくる。「NW-SFワークショップ報告」のコーナーに、将棋部だとか山岳部の活動報告があるのが微笑ましい。特に将棋部は、プロ棋士を招いての指導対局が行われていたり、山田和子編集長が第9回アマ女流名人戦で優勝して三段と副賞のミシンを獲得していたりして、なかなか本格的である。
 11号のこの欄にはNW-SF内での段位リストがありまして、山田和子九段(名人、棋聖)、志賀隆夫九段(十段、王位、王将)、山野浩一九段(旧名人)ときて、ずっと左に高橋良平、夜久則彦各初段とあるのだけど、高橋さんと並んでいるのは、かつてウェブ日記界で有名だったあの人本人なんでしょうか。

 池袋駅西口の地下鉄新線地下道を通りかかると、平台をいくつか並べて小さな古本市をやっていた。なにげなく一瞥して思わず絶句。そんなに広くない平台のあちこちに絶版本が何冊も散らばっているではないか。これは、と真剣に平台を走査しはじめるとあるわあるわ。
 ハヤカワ文庫からは、山野浩一『鳥はいまどこを飛ぶか』、フィリップ・ホセ・ファーマー『階層宇宙の創造者』『異世界の門』『階層世界の危機』『地球の壁の裏に』の階層宇宙全4巻と『太陽神降臨』、ロバート・シルヴァーバーグ『夜の翼』『いまひとたびの生』『ガラスの塔』、創元推理文庫からシルヴァーバーグ『一人の中の二人』。それから神林長平『ルナティカン』(光文社文庫)、ジョルジュ・シムノンの『ストリップ・ティーズ』『ビセートルの環』(集英社文庫)も抜き取る。これが全部100円。村田基『不潔革命』(シンコーミュージック)は新書なので200円。計1500円。
 『透明惑星危機一髪!』から『異次元侵攻軍迫る!』までのキャプテン・フューチャーほぼ全巻とか創元のゴル・シリーズとかもあって心惹かれたのだがさすがに思いとどまる(キャプテン・フューチャーはほとんど持ってるし)。
 あと、国内ミステリの絶版文庫や新書もあったので、近くの方は行ってみるといいかも。SFのめぼしいところは私がほとんど抜いてしまったけど。
11月14日()

 今日はカムナビ・オフ。といっても、みんなで『カムナビ』の素晴らしさを称えあうとか『カムナビ』罵倒合戦を繰り広げるとかそういう趣旨ではなく、千駄木にあるラーメン屋『神名備』でラーメンを食べるというのが目的である。発案者はヒラノマドカさん。参加者はほかにお給仕犬さん、青木みやさん、谷田貝さん、【RIKI】さん、森太郎さん、志村さんといったメンバー。ちなみにこの中で『カムナビ』既読者は私と谷田貝さんのみ。みなさん、賢明ですね。
 『神名備』で注文したのは、店名を冠した塩味の神名備ラーメン800円。しかし、店のあちこちに貼り紙がしてあって、神名備ラーメンはスープが自慢なのでラー油や胡椒などの調味料は入れるな、どうしても入れたい方は店主に見つからないように入れてくれ、スープもちゃんと飲め、などいろいろとうるさい。こういうラーメン屋は嫌いだよ。貼り紙の下の方には「初めての方は神名備ラーメン以外をお勧めします」の注意書きもあるが、そんな貼り紙は無視して神名備ラーメンを食べる。しかしこの注意書き、これから梅原克文を読もうとする人にも通用する含蓄の深い言葉である。「初めての方には『カムナビ』以外をお勧めします」
 神名備ラーメンはちょっと薄味で量的には多少物足りないけれど、自慢のスープはさすがに美味。これで「『カムナビ』どうだった?」と訊かれたら「けっこうよかったよ。値段はちょっと高いけど、それだけのことはあるね。でも、分量はちょっと物足りないかな」と答えられるわけだ。
 さて、店を出るときになって、「神名備」という店名の由来についての衝撃的な事実が判明。入り口のところに貼られたメニューには、王冠をかぶってにこにこと微笑むなすびのイラストが添えられていたのだ。なんと「かむなび」とは「」の略だったのである。ただ、この「かんむりなすび」というのがいったい何なのかまったく不明なのだが。

 ラーメンを食したあとは、一行を私のよく行く古本屋に案内。この古本屋、SF系の文庫がなかなか豊富なのだが、なぜか『買ってはいけない』が定価で売られているというソレ系の店。ここで私は愛川晶『海の仮面』(カッパノベルス)と、「ジャイアンツを陥れる黒い謀略に空手と剣道の達人が華麗な超秘技で挑む!」というコピーがすごい野球伝奇ロマン(笑)新宮正春『隠密ジャイアンツ』(光風社ノベルス)を購入。『アストロ球団』みたいな話なんだろうか。谷田貝さんによれば、この著者には野球ロボットとの戦いを描くSF野球ロマンもあるらしい。そっちも読んでみたいぞお。
 それから、西日暮里駅前のルノアールにて『書棚の帝国』をプレイ。私はヒューゴー賞オンリーを目指したのだが果たせず低迷。その後もルノアールに居座って雑談。話題は『カムナビ』、『クリスタルサイレンス』、みすこん、牛、溝口くん(謎)などなど。
 ルノアールを出たときにはもう夕方。以前日記で紹介したインド料理店「ダージリン」にヒラノさんがぜひ行きたいというので、今度は千駄木までカレーを食べに行く(ここで妻も合流)。ここのカレーは、辛さは控えめだけど量が多くてなかなか食べ切れないほど。
 今日は千駄木食べ歩きオフだったような。こういうまったりとしたオフもなかなかいいですね。
11月13日(土)

 口呼吸話の続き。私の場合、歌を歌うとき鼻をまったく使っていないらしく、鼻をつまんでも歌声がほとんど変わらないことを発見。妻の鼻をつまむと鼻声になるのだが、私の声はほとんど変わらないのである。だから、常にま行がジャイアントロボのごとく「ま゛」になってしまう。そこで、少しでもはっきりした声が出せるように発声練習を始めてみた。
「まめんぼまかいなまみむめも」。ちょっと違う?
11月12日(金)

 朝起きてテレビを見ていると、芸能ニュースで「深田恭子、東山紀之と熱愛発覚!」などと言っているではないか。これは驚くだろうと東山ファンの妻を呼ぶ。妻はテレビの前に座りこみ、しばし画面をじっと見ていたかと思うと、ふんと鼻で笑い「ヒガシが本気なわけないじゃない」と一言。動じた様子すらない。なるほど、年季の入ったファンとはこういうものか。
 そういいながらも、嬉々としてワイドショーをビデオに撮り、フライデーを買ってくる妻である。

 夜は久しぶりに森下一仁ワークショップの放課後飲み会に参加。森下先生にも久々にご挨拶。なんでまた久しぶりに参加したかというと、以前ワークショップの常連だった尾山さんが出演する芝居のチケットを買うため。この尾山さん、SFセミナースタッフにしてコスプレイヤーでミリタリーの人(テーブルトークにはまっていたこともあったなあ)、というおそろしく多趣味な女性なのだが、今は芝居にはまっているらしく、脚本を書き、出演まですることになったそうな。いきなり脚本家、役者デビューですか。ものすごい行動力である。しかし尾山さん、飲み会には来たものの肝心のチケットを忘れてきたので券は買えず。おい。

 ハルキ文庫はSF・伝奇フェア。小松左京の『夜が明けたら』、光瀬龍『宇宙航路〈激闘編〉』、小林恭二『ゼウスガーデン衰亡史』のみ購入。あとは京極夏彦『百器徒然袋 雨』(講談社ノベルス)。
11月11日(木)

 グレッグ・イーガン『順列都市』(ハヤカワ文庫SF)読了。『宇宙消失』同様、むちゃくちゃ極まりないアイディアを力技で読ませてしまう作品。実のところ、小説としては構成がぐちゃぐちゃだし人物描写も今一つなのだが(なんでここであの二人が寝ちゃうの、とか)、とにかく奇想の連打で押しとおす作風には惚れました。意識のコピーというSFではありふれたアイディアをとことんまで極めた前半、「塵理論」なる超絶理論を展開させる後半ともにSFの醍醐味を味わえる。
 しかし、いくら考えてもこの「塵理論」ってやつは論理の飛躍が多くてどうも怪しいと思うんだがなあ。それにTVCとオートヴァースという全然基本法則の違うものが並行して存在しているっていうのも納得がいかないし……。最後まで読んでも、なんとなく釈然としないものが残るのも『宇宙消失』と同様なんだけど、まあ、おもしろいから許す。

 浅暮三文ファンサイト「浅暮魂」を発見。ファンサイトができてしまうとは、やるな浅暮さん。

 富沢ひとし『エイリアン9』(3)(秋田書店)、星野之宣『宗像教授伝奇考』第六集(潮出版社)購入。
過去の日記

99年11月上旬 @nifty、マラリア療法、そしてまぼろしの市街戦の巻
99年10月下旬 スイート・ヴァレー・ハイ、口呼吸、そしてクリスタルサイレンスの巻
99年10月中旬 少年隊夢、笑い反応、そしてカムナビの巻
99年10月上旬 2000円札、カエル、そして日原鍾乳洞の巻
99年9月下旬 イギリス、怪文書、そして臨界の巻
特別編 英国旅行の巻
99年9月中旬 多重人格、オークニーに行きたい、そしてイギリスの巻
99年9月上旬 家族、通り魔、そしてもてない男の巻
99年8月下旬 家庭内幻魔大戦、不忍道り、そしてDASACON2の巻
99年8月中旬 コンビニ、液晶モニタ、そしてフォリアドゥの巻
99年8月上旬 犯罪者ロマン、イオンド大学、そして両生爬虫類館の巻
99年7月下旬 ハイジャック、あかすばり、そしてさよなら7の月の巻
99年7月中旬 誹風柳多留、小児愛ふたたび、そして動物園の巻
99年7月上旬 SF大会、小児愛、そして光瀬龍の巻
99年6月下旬 小此木啓吾、上野千鶴子、そしてカルシウムの巻
99年6月中旬 妄想、解剖学標本室、そしてパキャマラドの巻
99年6月上旬 睾丸握痛、アルペン踊り、そして県立戦隊アオモレンジャーの巻
99年5月下旬 トキ、ヘキヘキ、そしてSSRIの巻
99年5月中旬 鴛鴦歌合戦、星野富弘、そして平凡の巻
99年5月上旬 SFセミナー、ヘンリー・ダーガー、そして「てへ」の巻
99年4月下旬 病跡学会、お茶大SF研パーティ、そしてさよなら日記猿人の巻
99年4月中旬 こっくりさん、高い音低い音、そしてセバスチャンの巻
99年4月上旬 日記猿人、生首、そして「治療」は「正義」かの巻
99年3月下旬 メールを打つ、『街』、そしてだんご3兄弟の巻
99年3月中旬 言語新作、DASACON、そしてピルクスの巻
99年3月上旬 サマータイム、お茶の会、そしてバニーナイツの巻
99年2月下旬 バイアグラ、巨人症、そしてドッペルゲンガーの巻
99年2月中旬 クリストファー・エリクソン、インフルエンザ、そしてミロクザルの巻
99年2月上旬 犬神憑き、高知、そして睾丸有柄移植の巻
99年1月下旬 30歳、寺田寅彦、そしてスピッツの巻
99年1月中旬 アニラセタム、成人、そしてソファの巻
99年1月上旬 鍾乳洞、伝言ダイヤル、そして向精神薬の巻

97-98年の日記

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