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更新日: 2004/10/06


2004年 1月下旬

2004年1月21日(水)

近況

 えー、またまたしばらくぶりですが、このところ本業で忙しくて更新もままならない状態であります。本業、とはいっても微妙に本業ではないのが悩ましいところでして、実は勤務先の病院で電子カルテシステムを導入することになってしまい、私はこんなサイト作ってるおかげで、なんかコンピュータに詳しい奴だと思われているので(それは大きな誤解であるのだけれど)、「電子カルテタスクフォース」(笑)と称する、その委員に駆り出されてしまったのであります。
 ふたを開けてみれば、稼働まであとわずかしかないというのに、未決定事項の山。おかげで毎日夜遅くまで会議の連続。どうすりゃいいんだいったい。だいたい精神科のカルテというのは、内科、外科など他科のカルテに比べてかなり特殊なものでありまして(精神科では必要時にはかなりの長文を書き込まなきゃならないし、「保護者」とか「入院形態」とか「生活歴」とか、一般の電子カルテシステムにはない欄が必須なのだ)、ふつうの電子カルテは、精神科だとかなり使いにくいのですね。かといって今さらやめます、なんてことはとてもできないし……もう頭を抱えるしかない状態。
 あとは、有楽町のシネ・ラ・セットでマルティン・シュリークの『不思議の世界絵図』と『ガーデン』を観たり、某韓国ホラー映画の試写会に招待されたり(高橋良平氏もおられました)。

ユニヴァーサル相撲協会

 実は人知れずウィンドウズ移植版を作っておりまして、ようやくなんとか動くまでになりました。まだまだ未完成なのだけれど、どんなプログラムなのか知ってもらいたいのと、ご意見もうかがいたいので一応公開
 「進む」のボタンを押せば、延々と場所が進んでいきます。番付表、取り組み表が表示されているときに力士名をクリックすれば、その力士の情報が出ます。あとメニューから歴代優勝者一覧とか各種ランキングなども見ることができます。ところどころ出ないメニューがありますが、そこは未完成部分です。
 プログラムはBorland C#Builder1.0 Personalで作成されており、実行には、Microsoft .NET Framework Version 1.1 再頒布可能パッケージ及び日本語 Language Packのインストールが必要です。
 今後の改善予定としては
・力士のパラメータをもっとなんとかする(今はけっこういいかげん)。
・セーブ、ロード機能をつける。
・力士引退後の年寄株取得、年寄の引退、部屋の吸収合併など(ここは今のところまったく手をつけていない)。
・少しはゲームらしくする(力士を作れるようにするとか)。
 などを考えてます。
 なお、私はプログラミングに関してはまったくの素人なのであまり高度なことを言われても対応できませんのであしからず。

2004年1月28日(水)

大量破壊兵器

「よかった。病気の子供はいなかったんだ」

 ……風刺?

ユニヴァーサル相撲協会

 Ver.0.02(序の口15枚目バージョン)にバージョンアップ。専用ページも作りました。
 まだまだ未完成のテスト版ではありますが、引退後の年寄襲名もついて、だんだん「相撲協会」らしくなってきました。ただ、どうもパラメータのアップダウンが今ひとつうまくいっていないらしく、横綱大関が30代ばっかりになってしまうのが困ったところ。このへんは要調整。あと、そろそろセーブ、ロード機能もつけなければ。

2004年1月29日(木)

ファロムの広告。

 以前、抗生物質「ファロム」という抗生物質の広告が凄いのだけれど、パンフレットなくしてしまって残念、という話を書いたのだけれど、日々妄言で、この広告を見つけたという話が。
 その広告がこれ。剣を構える半裸の女戦士。まさにヒロイック・ファンタジー。何のつもりでこんな広告にしたんだか。私も知らなかったのだけれど、この広告には続編があったそうです。なんか平和的になってて(半裸じゃなくなってるし)残念。しかし左の男は、前の広告の仮面戦士と同一人物なんだろうか。いつの間にデキてたんだ、この二人。

2004年1月31日(土)

ユニヴァーサル相撲協会Ver.0.10

 相撲のシミュレーションという、実にストライクゾーンの狭いプログラムなせいか、あんまり反応がないのだけれど、静かにVer.0.10(序二段110枚目バージョン)にバージョンアップ。ようやくセーブ・ロード機能がつきました。あと、部屋の分離独立(部屋の親方が代替わりすると、部屋つきの年寄との折り合いが悪くなって分離独立しやすくなります)も追加。

ロミオとジュリエット

 妻に連れられ、鴻上尚史演出、東山紀之と瀬戸朝香主演『ロミオとジュリエット』を観に行く。しかし、ロミオにしてもジュリエットにしても、情熱の赴くままに突進したり人を殺したり死んだりというのはやはり10代の精神構造であって、演じるのがこの二人ではどうしても歳をくいすぎてるように見えますね。それでも東山紀之は自然に演じていてよかったのだけど、瀬戸朝香はちょっとシェイクスピアは荷が重くて背伸びしているような感じ。
 まあ、主役二人はともかくとして、前半ではマキューシオ役の河原雅彦がアドリブにオーバーアクション気味の演技にと、主役を食う勢いでおいしいところを持っていって、印象に残りました。あと、大公役の金田龍之介はさすがに風格があります。しかし、最後のシーンで唐突に戦争のフィルムを流すのはいくらなんでもやりすぎじゃないでしょうか、鴻上さん。私はあれでちょっと萎えましたよ。


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Written by Haruki Kazano