ユニヴァーサル相撲協会とは?
「ユニヴァーサル相撲協会」は、Windows98以降で動作する大相撲シミュレーションです。ゲーム性はまったくありません。ユーザーにできるのは、時間を進めるのと、各種記録を見ることだけです。シミュレーションは、淡々と、何百年も(エラーがでない限り)続けられます。
10年ほど前に作ったMS-DOS用プログラムが元になっているので、力士データは平成4年のもの(しかもけっこういいかげん)が入っています。いずれ、最新のデータにしたいと思っていますが、いつになるかはわかりません。
仕様と制限
・力士の地位は幕下20枚目までです。それ以下はありません。本相撲協会では「初土俵」は幕下20枚目あたりになります。全員幕下付け出しスタートだと思って下さい。
・力士には、心、技、体、気力、成長度、故障しやすさ、けいこ熱心さ、才能、タイプなどのパラメータがあり、今のところ、データを読み込んだ場合でも、心、技、体、気力、成長度、故障しやすさ以外のパラメータは乱数で決められてしまいます。そのうちちゃんとしたデータを作りたいのですが、めんどうで……。
・力士のタイプには、技能派、求道者、パワー、重量級、バランス型の5つがあり、それぞれに他のタイプとの相性があります。
・年寄が退職すると、名跡は所属する部屋の親方預かりとなります。
・公傷制度はありません。そのうち公傷のあるなしを選択できるようにするかもしれません。
・年寄の役職は平年寄、主任、委員、委員待遇があります。役員以上はどうやって実現するか思案中です。
タイトルの由来
ロバート・クーヴァーという作家の小説「ユニヴァーサル野球協会」(新潮文庫・絶版)からとられております。「ユニヴァーサル野球協会」というのは、しがない中年の会計士が、頭の中でプロ野球リーグを作っているというお話。すべてのプレイの結果は厳正なサイコロで決められ(ビーンボールで選手が死ぬことまで!)、膨大な数字と記録だけでできた架空のプロ野球リーグには(ゲーム内時間で)何十年もの歴史があり、選手ばかりではなくOBや監督など何千人ものキャラクターがリーグを構成している……と小説には書いてあります。
青山南氏は、
「部屋のなかで孤独に野球ゲームに興じている男の姿がぞっとするほど寂しい小説である」と書いているのだけれど、この小説を読んだ私の感想は「楽しそう! やってみたい!」というものでありました。
で、作ってみたのがこの相撲版です。
動作環境
Windows98以降で動作します。プログラムは
Borland C#Builder1.0 Personalで作成されており、実行には、
Microsoft .NET Framework Version 1.1 再頒布可能パッケージ及び
日本語 Language Packのインストールが必要です。
ダウンロード
現在、試験公開中です。
ユニヴァーサル相撲協会Ver.0.30(sumo.lzh)
改変履歴
- 2004.1.21. Ver.0.01(前相撲バージョン)
- 試験公開。
- 2004.1.28. Ver.0.02(序の口15枚目バージョン)
- 引退後の年寄襲名、年寄株の取得、貸し借りなどを追加。
- 力士の怪我、病気などを追加。
- 2004.2.1. Ver.0.10(序二段110枚目バージョン)
- セーブ・ロードを(ようやく)追加。
- 「親方との折り合い」パラメータを追加。
- 部屋の分離独立を追加。
- 2004.2.2. Ver.0.20(序二段100枚目バージョン)
- 部屋の後継者がいても合併吸収されてしまうバグを修正。
- その他こまごまと修正。
- 2004.2.3. Ver.0.30(序二段80枚目バージョン)
- 平成40年頃で必ずエラーになるバグを修正。
- 力士の出身県(または国)をつけてみる(今のところまだランダム)。
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