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I'm stupid, I'm smart, I'm wicked smart, I die. And I have a pet mouse named Algernon.
とか。
2ちゃんねるなどでも話題になっていた、火星探査機オポチュニティが撮影した写真に写っていたウサギのような謎の物体。当然ながらNASAにも問い合わせが殺到したようで、NASAのサイトにも特設ページができています。NASAによれば、探査機の一部であることは間違いなくて、おそらくエアバッグの一部、とのこと。まあ、そんなことだろうと思っていましたが。
所用で、横浜の保土ヶ谷駅から歩いて10数分のところにある横浜ビジネスパークというところへ。腹も減ったし夕食でも食べるか、と、何の気なしに「本格中華庵 青蓮」という中華料理店に入ったのだけれど、これが安くてしかもうまい意外な名店。烏骨鶏のおかゆ、大根春巻き、スペアリブの揚げ物などどれも美味。特に叉焼サラダのライチシャーベット和えという料理には驚き。大根、トマト、叉焼などの入ったサラダをシャーベットと一緒に食べるという料理なのだけれど、ライチの酸味、シャーベットの冷たさ、サラダのしゃきしゃきした食感が絶妙にマッチしてこれがうまいのだ。シャーベットがデザートではなく料理になるとは思いませんでしたよ。
近くに住んでれば絶対にひいきにしているところだけれど、もう来る機会がなさそうなのが残念。
に、日本SF新人賞とか、小松左京賞とかのデータを入力したりしていたのですが(そんなにヒマないのになにやってるんだか)、こういうのは、受賞作よりも候補作のリストの方がなかなか面白い。
たとえば、日本SF新人賞の第2回候補作渡辺健『象のいる街』ってのは、このあいだファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞した渡辺球『象の棲む街』と同じ作品なのかなあ、とか、同じくファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞した斉藤直子の『仮想の騎士』らしき作品が、第1回日本SF新人賞では2次選考で落ちてるとか(のちに小松左京賞を受賞する機本伸司の名前もあります)。
どちらも日本SF新人賞→ファンタジーノベル大賞というパターンなのが、賞の性格を表しているようで興味深い。確かにどちらも、ど真ん中のSFと呼ぶにはためらわれる作品だから、「SF」の名を冠した賞は獲りにくいのかもしれない。私としては、こういう作品にSF新人賞を与えてもいいと思うのだけれど。