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4月19日(土)

カーク対ピカード。ピカードは「ティー、アールグレイ、ホット」攻撃とか凝っているのに対して、カークは肉弾戦のみ。まあそんなキャラだから仕方ないか。

▼同じ作者のGulf War 2は、イラク戦争シミュレーション(というかなんというか)。昨年11月に作られたものらしい。あっけなくバグダッドが制圧されるあたりまではまさに現実そのまま。このFlashのミソは、そのあとの泥沼の展開までリアルにシミュレートしていることなのだけれど、さて現実はどうなることか……。

4月18日(金)

子どもに見せたくない番組1位「クレヨンしんちゃん」PTA調査 。2位は「ロンドンハーツ」、見せたい番組のトップは「プロジェクトX」だそうな。でも、「プロジェクトX」って、大人が見れば感動するけど、子どもが見て面白いか?
 じゃアメリカだとどうなんだろ、似たような調査はあるんだろうか、と思って調べてみました。アメリカにはParents Television Councilという団体がありまして、ここが年間ベスト&ワースト番組を選んでいるらしい。2001/2002年のネットワーク番組のベスト&ワーストはこちら。意外なことに、ワーストの1位は「バフィ/恋する十字架」。ワースト4位には「フレンズ」が入っている。おまけに、現在このサイトでは、「聖週間だってのに『バフィ』はキリスト教の信仰を愚弄していてけしからん。許すまじ!」キャンペーンを実施中。悪の司祭が人を殺すのがけしからんということらしい。
 2000/2001年のランキングでも「バフィ」はワースト上位をキープ。ほかに、「ドーソンズ・クリーク」「アリー・myラブ」などがワーストの常連らしい。ベスト上位の常連は"Touched By an Angel"という長寿ドラマで、ここによれば、「天より地上に遣わされたモニカ、テス、アンドリューの3人の天使たちが、罪や悲しみに悩まされる人間たちと触れ合い、彼らを正しい道へと導いてゆく」という話だそうな。なんだかなあ。
 ちなみに、2001/2002年ケーブルテレビ番組のベスト&ワーストはこちら。ワースト1位の"The Shield"はゴールデン・グローブ賞を受賞したリアルでハードな刑事ドラマ、2位の"Undressed"はセックスネタのドラマらしい。ワースト3位の「サウスパーク」には納得。

7月5日に東京は六本木で、第1回国際Moblogging会議が開かれるとか。Moblogっつーのはなんでもモバイルでウェブログすることらしいのだけれど、私はウェブ日記で充分です。

4月17日(木)

▼マイクロソフトの創立者の一人でありアメリカ第3位の大富豪であるポール・アレンが、シアトルにSF博物館を建設。アドバイザーとして名前が挙がっているのは、グレッグ・ベア、レイ・ブラッドベリ、オクタヴィア・バトラー、アーサー・C・クラークといった作家たち。アレンは子どもの頃に『宇宙船ガリレオ号』を読んで以来のSFファンなのだそうだ。オープンは2004年夏の予定。
 そういえばこのポール・アレン、SETI専用電波望遠鏡に巨額の寄付をしたりもしてました。まさに世界一金持ちのSFオタク。

4月14日(月)

目の錯覚。最後のやつがいいですね。

中東の地理を勉強しましょう。何ヶ国わかりますか?

ライカー副長が実写版サンダーバードの監督に。日本も負けずにプリンプリン物語実写映画化とかどうか。

イラクの迷彩服

Radebaugh: The Future We Were Promised 20世紀中頃に活躍していたイラストレーターA.C.Radebaughの未来画集。やっぱり21世紀はこうじゃなくちゃ。今の21世紀は間違ってるよ。

4月13日()

▼アフガンの人の苦しみには無関心なくせしてバーミヤンの石仏が破壊されるととたんに騒いでみせるような先進国の人の典型のような反応かもしれないのだけれど、やっぱりこのニュースには胸が痛みます。「学芸員らは米軍に美術館警備を依頼したものの実施されておらず」って……。なぜそれくらいしてくれないんですかアメリカ軍。

▼石原都知事の陰であまり話題になってないけれど、都議会議員補選で以前インドネシア料理店で見かけたことのある、鳩山太郎が当選。二世、三世どころじゃなく、なんと五世議員ということになる。そのうち国政にも出てくるんだろうなあ。
 ちなみに鳩山太郎ホームページのURLはhatoyama.orgで、パパ鳩山邦夫はホームページなし。鳩山由紀夫はhatoyama.gr.jp。オープニングムービーはちょっと趣味悪いです。

4月12日(土)

▼本日も、休止期間中に観た映画の感想を。観てからだいぶ間があいているので、簡単な感想になってしまってますが。
 まずは『レッド・ドラゴン』。『ハンニバル』がつまんなかったので、この映画にも全然期待していなかったのだけれど、意外によくできた映画だったのでびっくり。エドワード・ノートンやエミリー・ワトソンの演技もよかったけれど、これは原作と脚本の手柄ですね。ただ、やはり『羊たちの沈黙』に比べると一段落ちるけれど。
 気になったのは、新聞記者を捕まえたダラハイドが、「俺は神だけどお前なんてクズだもんね」とばかりに罵るシーンがありまして、その中に「お前なんか産後の蟻一匹だ!」という台詞があるのですね。
 産後の蟻? 蟻がお産するのか??? としばらく混乱していたのだけれど、これは原作にもある台詞なんですね。正確にはan ant in the afterbirth。「えな(あとざん)の中の一匹の蟻」ということらしい。別に蟻がお産したわけじゃないのね。そういや字幕も「産後」じゃなく「後産」だったかもしれない。
 しかしこれは独創的な罵り文句である。私も腹が立ったら言ってみたいものである。 「お前なんか後産の中の蟻一匹だ!」
 たぶん言われた方はきょとんとするでしょうが(★★★★)。

▼つづいて『アイリス』。晩年アルツハイマー病を病んだ作家アイリス・マードックの思い出を綴った夫ジョン・ベイリーのエッセイの映画化。ジョンに出会った頃の才気煥発な若き日のアイリスと、アルツハイマー病に侵されたアイリスと彼女を献身的に尽くす夫の姿を交互に描き、ふたりの変わらぬ愛を描く……はずなのだけれど、その変わらぬ愛が今一つ伝わってこないのですね。青春期と現在だけが描かれるので、ともにすごした数十年という時間の重みが感じられない。青春期のパートのアイリスはなんだか都合のいい男として夫を選んだようにしか見えないし、数十年を経て老いた二人の間でその愛がどれだけ深まったのかもよくわからない。しかし、ケイト・ウィンスレット太ったね(★★★)。

「お尋ね者」52人のトランプ 米中央軍が公開。どんなものだろうと探してみたら、米国国防省のサイトにありました。これ(HTML版)と、これ(印刷用PDFファイル 704kb)。さあプリントアウトしてレッツプレイ。
 しかし、さすが国防省のサイトイラク人から笑顔で迎えられる米兵とか、わざとらしい写真がたくさん掲載されてて素敵です。

優雅に箸でお茶を飲む宇宙飛行士の動画

4月11日(金)

▼ここんとこ毎日スタトレネタが続いて、スタトレを知らない方には申し訳ないのだけれど、今日も性懲りもなくスタトレネタ。
 新宿でスタトレ映画の10作目『ネメシス S.T.X.』を観てきたのであります。ちなみに、原題は"STAR TREK:NEMESIS"。邦題の"S.T.X."というのはスタトレ色を薄めるための苦肉の策みたい。
 うん、スタトレ映画としては歴代でもかなりいいほうなんじゃないでしょうか(スタトレ映画の場合、単体の映画として評価することはできず、あくまで「スタトレ映画として」の評価になってしまうのだけど)。アクション映画の勘所を心得た監督を起用して娯楽作に徹したところが勝因だったのではないでしょうか。ただし、ストーリーは、あからさますぎるほど映画2作目の『カーンの逆襲』そっくり。すると、次作が作られるとしたら……(以下ネタばれにつき自粛)。で、次々作は現代へやってきたピカード一行の珍道中?
 それにしても、ウェスリー、出番あれだけですか?(泣) あと、ジェインウェイがピカードの上司ってのは釈然としないなあ。それに、ウォーフはDS9のラストで駐クリンゴン大使になったんじゃなかったの? なんでまた何もなかったかのようにブリッジにいるんでしょうか。
 しかしみんな老けましたね。データのアップシーンはお肌の荒れが目立っていささかきついものがあるし、ライカーもラフォージも太りすぎ。しかもラフォージはバイザーがなくなってから全然キャラが立ってないし。ピカードだけがスリムな体格のまま全然変わらないのはさすが(★★★)。

美人捕虜リンチさん救出劇がTVドラマ化(ZAKZAK)。まあこういう利用価値のあるストーリーは、利用できるだけしとかないとね。しかし、「プライベート・リンチ」というタイトルからは、なんか全然別のバイオレンスなストーリーを想像してしまうんですが。


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