精神界の帝王 島田清次郎 on the Net
last update:2006/04/02
日本全体が己れに反対しても世界全部は己れの味方だ。
世界全部が反対しても全宇宙は己れの味方だ。
宇宙は人間ではない、だから反対することはない。
だから、己れは常に勝利者だ。

島田清次郎  島田清次郎(1899-1930) 
島田清次郎は、今ではほとんど忘れ去られていますが、石川県出身で大正期に人気のあった作家です。20歳で出版した長篇『地上』が大ベストセラーになり、一時は天才作家としてもてはやされていました。アメリカ、ヨーロッパを外遊し、アメリカではクーリッジ大統領、イギリスではH.G.ウェルズとも面会。しかし、「精神界の帝王」「人類の征服者」と自称するなどの傲岸不遜な言動は文壇で嫌われ、女性スキャンダルで一般の人気も急落。早発性痴呆(現在の統合失調症)と診断されて精神病院に収容され、肺結核のため31歳で死去しました。

 著書の入手法 
現在一般の書店で入手可能なのは『地上』第一部のみ。また、『地上』全六部が1986年に黒色戦線社から復刻されていますが、その他の著書は大正以来、一度も復刊されていません。

 contents 
生涯 まずはここから
島田清次郎語録 島清様の素敵語録ダイジェスト版
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